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2020年 6月 4日 私の夢・志④ -原田沙也加-

こんばんは!担任助手2年の原田沙也加です。

今回で4回目となる「私の夢・志」リレですが、本日は私が担当させて頂きます!

 

私は医学部に在籍しており、将来は医師を志しています。

医学部に通っていると言うと、「将来はお医者さんになるの?何で医学部に行こうと思ったの?」という質問を必ずと言っていいほど投げかけられます。正直に言うと、私は質問してくれた人が期待しているような高尚な理由で医学部を志したわけではないのです。身近な人が亡くなった経験や自分が病院に行った経験はありますが、そこで人生を決定づけるような大きなインパクトを受けたという訳ではありません。

 

私が医学部を目指した理由はとてもシンプルで、人体の仕組みに神秘を感じており、人生をかけて医学に携わりたいと思ったからです。

幼い頃に病院に行って血液検査をした際に、あの少量の液体が私の健康状態を正確に物語っているという事実に衝撃を受け、人間の身体は何と不思議なものか、その不思議を解き明かす医学とは何と素晴らしい学問だろうと思いました。

その後成長して将来の進路を選ぶ際にも、私は幼い頃からの医学への興味から迷わず医学部を選びました。

 

現在大学で基礎医学を学んでいますが、人体の神秘の深層に触れているような気がしてとても楽しく、私の高校時代の選択は間違っていなかったと再確認する日々です。

医師という職業の特殊な性質上、医師を志した理由は「人助けがしたい」でなければならないというような雰囲気を感じる人もいるかもしれません。私も高校時代はそんな気がして、医学部の面接で聞かれる医師の志望理由を一生懸命後付けしたものです。

 

しかし、いざ医学部に入って思うのは、医学に携わる中で人助けをしたいと思っていない人なんていないということです。将来医師になるということを念頭において医学を学ぶ上で、自分の得た知識を使って人助けがしたいと思うのは当然のことで、医学部の志高い友人に囲まれて過ごす日々によって、人間が元々持っている良心は社会の役に立ちたいという大きな志に昇華します

だから、今医学部進学に興味がある人の中で、自分の医師になりたい理由は不十分なのではないかと感じている人がいたら、このブログで背中を押したいです。医学への興味と人の役に立ちたいという思いが少しでもあれば、医師を目指す理由として十分だと私は思っています。

 

医学部を目指す高校生には今は是非勉強をしてほしいです!医学部合格に必要な学力をつけるためというのもありますが、何と言っても医学部の勉強は大変だし、医師は一生勉強しなければならない職業です。生涯にわたる勉強習慣をつけるためにも、高校生の内から自発的に勉強しましょう!

 

まだ夢・志が定まっていない人は、日常の中で興味のあることを突き詰めてみてください!そうすれば、本当に自分がやりたいことにたどりつけるかもしれません。一見辛い受験勉強を、志実現への大きな一歩として楽しみながら取り組むためにも、皆さんも夢・志について考えてみてください!

 

明日からも夢・志についての投稿は続いていくので、是非読んでください!