大学学部紹介【北里大学薬学部生命創薬科学科 菊地太陽①】 | 東進ハイスクール 渋谷駅西口校 大学受験の予備校・塾 |東京都

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2021年 6月 14日 大学学部紹介【北里大学薬学部生命創薬科学科 菊地太陽①】

 

(タイトルの菊地太陽①の理由は最後まで読めば分かります)

 

暑くなってきましたね。手持ち扇風機を手放すことができなくなりました。

 

最近嬉しいニュースがありました。

 

2年ぶりに乃木坂46 真夏の全国ツアーが開催されます。

大阪,宮城,愛知,福岡,

そして最後は

東京ドーム!!

御三家(白石麻衣橋本奈々末松村沙友理)が卒業しての真夏の全国ツアーになります。

新しい乃木坂46がどうなるかとても楽しみです。

新しい乃木坂といえば、

前回の乃木坂工事中(#312)で早川聖来の魅力を再確認してまた推しが1人増えそうです。

Out of the blue でセンターを務めてから初選抜入りを果たしこれから活躍の場がより一層増えることを楽しみにしています。

 

また、私の担当生徒が先日ミュージカル「レ・ミゼラブル」を観てきたそうです。

このミュージカルは生田絵梨花が出演しています。羨ましい限りです。

 

私も頑張って自分の趣味に充てられる時間を増やしたいです。

現実はそう甘くなくて、大学の物理学実験と松村沙友理の卒コンが被ってしまいました。

なので、真夏の全国ツアーは何がなんでも行きたいと思っています。

 

で、今回のメインテーマは大学学部紹介らしいので早速始めたいと思います。

 

そもそも北里大学ってキタサト大学って読むんですよ!

へーって話ですよね。

でも学祖である北里柴三郎先生はキタザトなんですよ。

なぜキタサトになったかは僕もよく分からないんですけど、確かヨーロッパの人達が北里柴三郎先生を呼ぶときにキタサトと呼んだからみたいな説を聞いたことがあります。


まぁここは芸人が持ち寄った説を検証する場所ではないのでこの辺にしておきます。(意味不明)

 

そんなところでそんなところでちょいとちょいとちょいとちょいとちょちょっと(久保史緒里のSHOWROOMでありましたよね?)

 

北里柴三郎先生はどんな人なのかご存知ですか?

別に自分の大学の関係者だから大袈裟に褒めるとかそういうことではないんですが、はっきり言ってメチャクチャすごい人です。

北里柴三郎先生は「日本細菌学の父」と呼ばれています。

具体的にどんな功績をあげたかというと、ペスト菌を発見したり破傷風の治療法を確立しました。

その功績により世界中のたくさんの人達の命を救いました。
第1回のノーベル賞の候補にもあがりました。しかし、日本人であるという理由で落選したという説があるらしいです。


ここは芸人が持ち寄った説を検証する場所ではないのでこの辺にしておきます。(そろそろTBSに怒られる)


しかし今の時代になって北里柴三郎先生の教えを受け継いだ大村智先生が2015年ノーベル生理学賞・医学賞を受賞しました。

受賞理由は

“for their discoveries concerning a novel therapy against infections caused by roundworm parasites.”


何言ってるか分からないですよね。

日本語だと

「線虫感染症の新しい治療法の発見」

 

ここで開発した薬がイベルメクチン(商品名ストロメクトール)です。

この薬の凄さは私には完全に分かるわけではありません。

その凄さが分かるために今勉強してます。

僅かながら分かること知っていることは、線虫が体内に入ると目を攻撃するようです。

多くの人が失明をしてしまいます。そこでイベルメクチンをたった一度投与すると線虫をやっつけてくれるます。

 

また、現在この薬はCOVID-19 の治療薬として世界中で治験中です。(治験の話はまた今度)

現在世界中がコロナの影響を受けています。そのため、ここで良い加減なことを言って世の中を混乱させるとよくないのでコメントは控えさせてください。

 

そもそもの新薬の開発についての話を少しします。
現代では、殆どの薬は天然由来の化合物をモデルにしてそれを単離、加工します。

その際に有機化学がその凄さを発揮します。

化合物は1つの置換基が違うだけで別の物質になります。

また、薬として働く化合物のエナンチオマー(鏡像異性体)は毒となる場合もあります。

エナンチオマーとは、ある分子を鏡に映した構造のことをいいます。

分かりやすく言えば、右手を鏡に映したら左手に見えますよね?しかし、右手と左手は同じ向きで重ねることはできません。

今さっき初めてエナンチオマーを知った人はこのような認識で構いません。

(本当はキラル分子とかメソ体とか色々と考えなければいけないことはあるんですけどね)

つまり何を言いたいかというと、これだけ薬はデリケートなものです。


話を戻して、イベルメクチンは静岡のゴルフ場近くで発見されたアベルメクチンという微生物が生み出す化合物の誘導体です。

身近なものから世界中の人々を救う薬を開発するなんて面白いですよね。

 

あれ?

大学学部紹介なんですけど、全然話せてないですよね。

私の悪い癖です。

近日中に大学学部紹介【北里大学薬学部生命創薬科学科 菊地太陽②】を更新します。

そこで大学の講義のことなど話したいと思います。

じゃあ、続く...ってことで

(そもそも勝手にシリーズ化していいのかな?)